Salesforce(セールスフォース)の基本設計を構築しよう!

Salesforce(セールスフォース)の基本設計を構築しよう!

すでに、社内でセールスフォースを導入することに対して、前向きな環境ができている方に向けて、セールスフォースの基本設計についてご紹介します。“システム屋じゃないんだから、詳しいことは分からない…”とは言わずに、こうやって基本設計をしているんだなと概要だけでも理解していただけますと幸いです。



セールスフォースの基本設計を考える

ここでは、セールスフォースの基本設計について考えていきます。今回、開発者向けの難易度の高い内容については省略しますので、順番に“基本設計ができるまでの流れ”を把握していきましょう。

セールスフォースの開発環境を決める

セールスフォースの基本設計を構築するには、開発環境を決めることから始めなければいけません。文字通り“開発するための環境”を開発環境というのですが、運用環境では、セールスフォースの基本設計ができません。あくまでも、開発環境で基本設計を構築することになります。
ちなみに、この段階で本番環境に移行する具体的なタイミングなどを決定していきます。運用予定の組織が複数にまたがるときは、バージョンを統一しておかないと不具合が出ることもあるため、トラブルにつまがる前にバージョンアップをしないなど、社内とシステム部門の間で話をすり合わせておく必要があります。

簡単な模型の構築と評価を繰り返す

セールスフォースには、業務で役立つさまざまな標準機能が搭載されています。これらの標準機能を使用して、社内で必要な機能を確認しながらセールスフォースの簡単な模型を作っていきます。
この段階では、不具合が出る可能性が高いため、社内でテスト的に利用し、さまざまな角度から評価を繰り返します。見つかった問題点については、すぐにシステムに反映し、完成度の高いシステムを構築していきます。

標準機能を使って模型を完成させる

基本的にセールスフォースの機能を組み合わせれば、あらゆることが実現できるため、よほどのことがない限り個別開発をすることはありません。標準機能を使えば、完成度の高いシステムが完成します。
標準機能を上手く使用した方が、コストが抑えられます。少しでも導入費を抑えたい方は、この点に気をつけておくと導入コストがあまりかかりません。

セールスフォースは、カスタマイズ機能が優れているため、既存のシステムに近いものを再現することもできますが、必要な機能を見直して再構築した方がはるかに使い勝手の良いシステムが完成します。可能な限り、標準機能を使用することを意識しながら便利なシステムを構築しましょう。

情報量の増加に耐えられるか計算する

どれだけ優れたシステムを構築できても、データを保管する容量が小さければ、いずれデータの移管作業や削除作業に追われることになります。
おおよそですが、1レコードにつき2KBが蓄積されるため、利用者数や追加予定の情報量などを考慮し、稼働年数的に十分な容量があるかといったことを社内で検討し、ストレージ容量に問題がないか検討しましょう。

優先順位をつけて開発範囲を調節する

セールスフォースを構築していると、あまりにも便利な機能が多々あるため、当初予定していたよりも、コストが増加してしまうことがあります。
もしそのような状況に陥った場合は、必要な機能だけを残し、本番環境へと移行していきます。使用しない機能を実装するのは、コストも時間も無駄にすることになるため、優先順位を付けて開発範囲を調整していきましょう。

修正可能なシステムを構築する

セールスフォースの基本設計が完了すれば、いよいよ運用を開始します。このとき、セールスフォースは、必ず柔軟性を持ったシステムにしてください。テスト段階で何度も模型に対して評価を繰り返していたとしても、実際にリリースしてみると“もっと、こうなってくれたら便利なんだけどな…。”と感じる点が多々見つかります。

一度リリースしてしまったら修正できないといったシステムの組み方では、セールスフォースの機能を最大限に引き出すことができないため、運用に柔軟性を持たせるようにしましょう。そのためにも、標準機能を使って構築することがセールスフォースに柔軟性を持たせる大切なポイントとなってきます。

セールスフォースの基本設計を構築する際のまとめ

セールスフォースは、内部要素が決まったパッケージ商品ではないので、今回説明したように会社ごとに基本設計から考えていかなければいけません。
便利だからといって、あらゆる要望を出しすぎるとコストが増加し、リリースするまでに時間を要することになるので、標準機能でどこまで実装できるのかシステム部門と相談しながら基本設計を考えていきましょう。

SFAの教科書@二階堂
株式会社ベンチャーネットにてコンサルティング問い合わせ窓口を担当している二階堂です。皆様のセールスフォースの導入などのコンサルティングをさせて頂いてます。導入された後の悩みなども受け付けておりますので是非無料ご活用下さい。

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