セールスフォースの社長が期待する第4次産業の核心

セールスフォースの社長が期待する第4次産業の核心

年次イベントとして、株式会社セールスフォース・ドットコムが「Salesforce World Tour Tokyo」を東京のビックサイトで開催しました。今回、セールスフォース・ドットコムの代表取締役会長兼社長である小出氏は、基調講演の中で「第4次産業革命は顧客の時代である」と強く訴えかけました。小出氏が語る第4次産業とは、どのようなものなのか、その真相を追及していきます。



セールスフォース・ドットコムが注目する第4次産業

皆さんは、社会の発展に欠かせないキーとなるテクノロジーについて考えたことがあるでしょうか?セールスフォース・ドットコムは、第4次産業を発見し、世界をリードしようとしています。ここでは、小出氏の第4次産業について詳しくご説明します。

小出氏が語った第4次産業

小出氏は、社会の発展に欠かせないキーとなるテクノロジーについて、下記のように語りました。

  • 第1次産業は、1700年代の「蒸気機関」
  • 第2次産業は、1800年代の「電気」
  • 第3次産業は、1900年代の「コンピューティング」
  • 第4次産業は「すべてのものがつながる世界」
  • 第4次産業では、デバイスやマシン、センサーなど、あらゆるものが最終的には、顧客とつながっていると表現しました。

    顧客とつながることで実現すること

    小出氏が考えている“あらゆるデバイスが顧客とつながる世界”は、どのような世界なのでしょうか。もし、小出氏の考える世界が到来しているのであれば、本来なら獲得できなかった情報を顧客がさまざまな手段を通じて入手できる世界になっているでしょう。

    そして、企業よりも本質的な情報を顧客の方が素早く手に入れることができる世界であることは間違いありません。そのため、いかにして最高の顧客体験を提供できるかが、マーケティングにおける重要な差別化のキーとなってくるでしょう。

    セブンイレブンが新しい顧客体験を提供する

    セールスフォースを基盤としたマーケティングは、すでにさまざまな企業で導入されています。たとえば、セブンイレブンでは、スマートフォン用の公式アプリを配信することで、新しい買い物体験を提供しています。

    現在、セブンイレブンは、Salesforce Service Cloudの力を借りながら、解決すべき課題を再確認し、デジタルチャネルで適切な施策を打ち出していきました。その結果、デジタルチャネルを通して、レコメンドするかによって、購入額に1割の差が出ることがわかりました。つまり、ユーザーは買い物を楽しんでいるということであり、顧客満足度が上がっているということです。

    公式アプリを通じて独自の仕組みを作りあげる

    セブンイレブンは、公式アプリを通じて、お客さまに自然な形でマーケティングを展開しています。たとえば、セブンイレブンでの買い物額や頻度に応じて、独自のバッジやセブンスマイルが貯まります。独自のバッジやセブンスマイルを少しずつ貯めたユーザーには、ランクに応じたクーポンが配布されます。その結果、公式アプリの利用率が上がり、購入額のアップを実現しています。

    公式アプリの情報を一元管理していく

    セールスフォースは、第4次産業によって到来する社会に大きな期待を寄せていることがわかります。なぜなら、あらゆるデバイスを通じて獲得した情報は、Marketing Cloudなどのシステム上で一元管理できるからです。

    たとえば、顧客データがあれば、下記のようなデータをまとめておくことができます。

  • どのようなものを定期的に購入しているのか。
  • どのような季節に、どんな商品の売り上げが大きく伸びているのか。
  • 性別によって、売り上げに差が出るのか。
  • これらの情報があれば、公式アプリなどを通じて、おすすめの商品やサービスを紹介できます。つまり、来店してもらわなくても、コンバージョンしやすいものを販促できます。現在は、時代の移行期ではありますが、いずれお客さまの動きをリアルタイムで把握できるようになり、ネット上の動向も把握した上でタイムリーな提案ができるようになるでしょう。

    SFAの教科書@二階堂
    株式会社ベンチャーネットにてコンサルティング問い合わせ窓口を担当している二階堂です。皆様のセールスフォースの導入などのコンサルティングをさせて頂いてます。導入された後の悩みなども受け付けておりますので是非無料ご活用下さい。

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