アジャイル開発を成功に導くためのマインドセット

アジャイル開発を成功に導くためのマインドセット

アジャイル開発を成功に導くには、従来の考え方を大きく変える必要があります。なぜなら、今までとは、まったく異なった方法で問題に対してアプローチし、解析・改善などの施策を講じていくからです。アジャイル開発の成功率を左右する要素のひとつにマインドセットがあります。

一般的に、マインドセットというと胡散臭いものと思われがちですが、アジャイル開発に取り組むうえでの心構えと考えてみてください。今回は、アジャイル開発導入時のマインドセットについて解説します。



アジャイル開発を導入したらマインドセットを変える

どんなトラブルも手戻りなく解決できるといわれているアジャイル開発を導入しても、今ひとつ理想とする効果や結果が出なかった企業には、共通点がありました。ハッキリと申し上げると、すべてはマインドセットに帰結していたと言っても過言ではありません。

ここでは、アジャイル開発によって目覚ましい結果を獲得できなかった企業には、どんな問題があったのか確認していきます。

チームメンバー全員がマインドセットを変える必要がある

そもそも、アジャイル開発のことを開発技法として捉えている方がたくさんいますが、正確には、“姿勢”や“考え方”のことだと思ってください。つまり、お客さまに対して、最高のビジネス価値を提供するための“姿勢”や“考え方”のことです。

そのため、社内でアジャイル開発を導入し、最高のチームを作り上げたいと考えているのなら、すべてのチームメンバーがアジャイル開発に適したマインドセットに変えていく必要があります。

チームメンバーのこんな人には注意!

ここで、チームメンバー全体を見まわして確認していただきたいことがあります。チームリーダーとされる主要な人物だけがやる気になり、周囲のメンバーがまったく興味をもっていない状態となっていないでしょうか?

チームの中に、仕事に対して時間さえ過ぎればよいといった考え方のメンバーが1人でも存在すると、失敗の確率が急激に上昇するため注意してください。アジャイル開発は、顧客とシステムエンジニア、プロダクトマネージャーが協力し合うことで完成を目指していくため、だれかひとりでも問題を抱える人が存在するとチームワークが完全に崩壊してしまいます。

マインドセットの差異によって生じる問題

アジャイル開発が始まると、必ず定期的に会議を開くことになります。この会議のことを「毎回、同じような会議ばかりで、面倒だな。時間がもったいない・・・。」などと考えてはいけません。

アジャイル開発は、手戻りが少ない開発技法だと言われていますが、その理由は、完成までに会議を何度も重ねることで完成を目指していくからです。このとき、マインドセットに差異が生じていると、報告漏れやミスを隠ぺいするメンバーがあらわれるため、意識をしっかりとすり合わせてください。

アジャイル開発がもっとも大切にしていること

アジャイル開発には、非常に大切な考え方があります。それは、顧客もシステムエンジニアもプロジェクトマネージャーも1人の人間であるということです。「同じ目標を立てて、同じ道を歩んでいこう!」とお互いに意識を合わせたとしても、同じ方向を向くことは簡単ではありません。

なぜなら、すべてのメンバーに将来の夢や仕事に対する意識、価値観、能力の差があるからです。価値観は、多様であることが当然であり、余程の理由がない限り、メンバーのことをせめてはいけません。寛容な心を持ち受け入れていくことが大切です。

実際に、さまざまな価値観を持つメンバーが1つのプロジェクト内で交錯する中で、パフォーマンスを最大限にあげるにはなにを意識すれば良いのでしょうか。

対話をすることがプロジェクトを成功に導く鍵となる

アジャイル開発を進める中で、少しでも違和感があればすべて話してください。これが究極のマインドセットです。解消するべき問題があるのなら、その場で解決してしまいましょう。

「私は、システム開発だから・・・。」「私は、顧客だから・・・。」などと立ち位置を気にする必要がありません。このマインドセットを変えていけるかが、成功するか否かに大きく関係します。

アジャイル開発の詳しいものはこちら「アジャイル開発とは?メリットや導入ポイント、失敗事例を完全解説」

SFAの教科書@二階堂
株式会社ベンチャーネットにてコンサルティング問い合わせ窓口を担当している二階堂です。皆様のセールスフォースの導入などのコンサルティングをさせて頂いてます。導入された後の悩みなども受け付けておりますので是非無料ご活用下さい。

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