セールスフォースの「標準オブジェクト」がもつ役割とは?

セールスフォースの「標準オブジェクト」がもつ役割とは?

今回は「標準オブジェクト」、つまり、セールスフォース内にある既存の機能には各々どのような役割があるのかについて説明していきます。
ですが、それを説明する際、そのオブジェクトが仕事の流れのどこに当たるのかを把握しておいた方がより理解できるでしょう。
まず、以下に仕事の流れを図にしたものを提示します。

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この図のそれぞれのフェーズに応じた役割がオブジェクトに存在します。では、仕事の流れに沿って、各オブジェクトはどのような役割を持っているのかを以下より説明していきます。



①リード

リードは、①問い合わせの部分の役割を持っています。問い合わせのあった内容やクライアント情報を登録する際に利用するオブジェクトです。例えば、リードには、以下のものが存在します。

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ここでは岡田武という人物から商品の購入希望が寄せられています。また、クライアント情報では、営業部長であることも記載されています。このような会社の重役から商品の問い合わせがあった場合、一般的に商談がまとまりやすいケースが多いのです。
つまり、リードにおける役割は、問い合わせの内容と顧客情報を掴むことによる商談の円滑化と言っても良いでしょう。

②商談

今度はリードで応じた問い合わせ内容をもとにして、商談が始まっていきます。その際に、商談の進捗状況に応じて、更新していくのが「商談」オブジェクトの役割です。
下に示したものが商談のとある事例です。

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先ほどリードで問い合わせをもらった企業との商談が進んだようです。ここでは、フェーズが価格提示の段階ですので確度が50%となっていることが確認できます。
このように、商談は各フェーズに応じてリアルタイムな内容に更新して共有する役割を持っています。

②取引先

商談と同じく、仕事の流れでは、②の商談の位置になります。取引先は文字通り、取引先の顧客情報を管理するオブジェクトのことです。リードでうけたクライアント情報を商談の進度と共に深めていき、より正確に顧客を把握できるものでもあります。
また、同じ取引先でいくつも商談がある場合でもこの取引先からまとめてみることが出来ます。

③レポート

レポートは、商談成立後に欠かせないオブジェクトです。しかし、このオブジェクトは仕事の流れ③にとどまらず、①・②においても利用可能です。
このレポートというオブジェクトは、簡潔にいえば、現状、何がどうなっているのか一目でわかる表を作成するものです。その表が下のようなものです。

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ここに示したのは商談についてのレポートですが、他にも、どういう問い合わせが多いのかなどを分析するためのツールとしても使用できます。

③ダッシュボード

ダッシュボードの役割はレポートとよく似ています。ただ、決定的に違うのが、表現方法に関してです。レポートが表であったのに対して、ダッシュボードはグラフで表現されています。
下図のように グラフとは異なり、データを視覚的に理解できるようなツールとなっています。

キャンペーン

これは普段私たちが耳にするキャンペーンと同じ意味のものです。役割としては、リードや商談の際に利用することで、ROI(費用対効果)をあげようとする役割があります。
セールスフォースには、メール自動送信の機能もあるので、これをキャンペーンと共に活用すると、集客率のアップにつながることも考えられます。

ケース

これは上記のオブジェクト達と決定的に異なります。上記のオブジェクトがSales cloudだったのに対して、ケースはService cloudものです。
Service cloudはアフターケアの分野なので、ケースは主にアフターケアなどのサポートの案件を管理する役割を持っているといえます。

SFAの教科書@二階堂
株式会社ベンチャーネットにてコンサルティング問い合わせ窓口を担当している二階堂です。皆様のセールスフォースの導入などのコンサルティングをさせて頂いてます。導入された後の悩みなども受け付けておりますので是非無料ご活用下さい。

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