アジャイル開発に参画する人の役割

アジャイル開発に参画する人の役割

SFAなどのシステム構築に欠かせないアジャイル開発には、さまざまな立ち位置のメンバーが参画します。はじめてアジャイル開発で進めることになったのなら、参画者のすべてが自分の役割を理解し、積極的に行動を起こしていく必要があります。
アジャイル開発には、従来の開発にみられるような受動的な役割を持つメンバーは、誰ひとりとして存在しません。今回は、アジャイル開発に参画する人の役割についてご紹介します。



アジャイル開発がスタートしたら役割を把握しよう!

IT業界の中でも、システム開発者の間でしか知られていないアジャイル開発は、「カタカナで、よくわからない開発技法ですね。」と、よくいわれます。確かに、横文字で難しそうな名前をしていますが、その仕組みは、シンプルです。

ソフトウェアを開発する際、顧客とシステムエンジニアが協力し合い、何度も打ち合わせを重ねることで、理想のシステムを作っていくことをアジャイル開発といいます。そのように考えれば、簡単ですよね?

アジャイル開発は、手取りが少なく、コストを最小限に抑えられる開発技法として知られているのですが、それを実現するには、参画者が明確に自分の役割について知っておかなければいけません。ここでは、アジャイル開発の参画者の役割をご説明します。

プロダクトオーナーは、最高決定者

アジャイル開発で進めることになったら、すべての物事をプロダクトオーナーに相談してください。チーム内の最高決定者として機能しており、顧客が理想とするツールを作るために、必要な機能の定義や順位付け、追加、削除をおこないます。

プロジェクトメンバーにビジョンを掲げ、顧客とシステムエンジニアの間に生じる意思決定を調整していくことが仕事です。

スクラムマスターは、全体支援者

アジャイル開発には、スクラムマスターと呼ばれる人が参画することがあります。(※チーム編成の状況によっては、プロダクトオーナーがスクラムマスターを兼任することもある。)スクラムマスターは、チーム内が正しく機能するように全体支援をおこなっていきます。

たとえば、チーム内で大きなシステムトラブルが発生した場合、適切なアドバイスすることで解決に導きます。開発者の良き相談となって支援する役割を担っており、状況によってはトラブルを取り除くスキルも有しています。

しかしながら、具体的な進捗管理などの役割までは、担っていません。あくまでも、チーム全体のアドバイザーであり、生産性を上げることを目的にプロジェクトに参画しています。

システム開発を委託したい顧客

アジャイル開発には、顧客も積極的に参画しなければいけません。委託したのだから、あとのことはまったく知らないといった態度では、プロジェクトを成功に導くことはできません。

社内がどのような問題を抱えており、システムでなにを実現しようとしているのかを伝える大きな役割を担っているため、積極的に発言をしていきましょう。基本的に、実現したいことをプロダクトオーナーに伝えて、打ち合わせのたびに状況確認をすることになります。

普段の仕事について自分自身が明確に理解しておかなければ、有意義な打ち合わせをすることができないため、Excelなどに1日のスケジュールなどをまとめておきましょう。その際、どんなことをシステムで実現できると効率化できるのか、記述しておくと話し合いがスムーズです。

委託されたシステムを開発するエンジニア

顧客の要望を実現するのが、開発チームの役割です。プロダクトオーナーの命令により、実装機能を整理し、顧客が使いやすいようにシステムを組み立てていきます。プログラマーやデザイナー、テスターなど、さまざまな技術を持つエンジニアが参画し、納期までに完成を目指していきます。

エンジニアが作り上げた試作品は、プロダクトオーナーに提出します。そのシステムは、顧客へと送りと届けられます。

アジャイル開発での役割を理解することが成功のポイント

アジャイル開発では、それぞれの参画者がやるべきことが明確に決まっているため、その役割を果たしていけば、高い確率で成功します。しかし、顧客が打ち合わせを面倒に感じ、アウトプットの量が減ってしまうと、途端に失敗してしまいます。

成功するか失敗するかは、顧客の意識にかかっているため、常に積極的に取り組むようにしてください。

SFAの教科書@二階堂
株式会社ベンチャーネットにてコンサルティング問い合わせ窓口を担当している二階堂です。皆様のセールスフォースの導入などのコンサルティングをさせて頂いてます。導入された後の悩みなども受け付けておりますので是非無料ご活用下さい。

*
*
* (公開されません)